探偵トラブルに巻き込まれる前に知りたい探偵の料金トラブル

近所トラブルやパートナーの浮気調査など、警察への相談は出来ないけれど、どうしても解決したい問題を抱えてしまったらどうしますか？
川崎市では近年、大きな事故や事件が相次ぎ起こっているため、想像をしただけでも不安に思う人も多いでしょう。おおごとになるまえに早期解決が望め、頼りになるのが“探偵”という存在です。

しかし、探偵への調査依頼をするとなるとどうしても気になってしまうのが、その依頼料金ですよね。そして、その金額や支払いに関する契約内容は、度々トラブルを起こすきっかけにもなっているのです。

今回は、探偵とのトラブルで最も多い、料金関係のトラブルについてご紹介します。

必要以上の経費や追加料金を請求される

まず、最も多いトラブルが、「予想以上に高額な料金を請求された」というものです。

これについては、もちろん探偵社側が悪徳業者で、契約内容に無い項目や多額の追加料金を盛り込んだ請求書を提示してきている場合があります。調査員の人数など、誤魔化して多く見積もっていることもあります。

高額の請求で驚いても、支払う方もいますが、あとから別の探偵会社に同じ条件で依頼してから高額請求だったということに気付いても、後の祭りです。

料金を依頼者が把握していない

多くのケースでは最終的な見積もりを事前に依頼主へ提示してあっても、依頼主側が契約書をしっかりと読み込んでいなかったり、内容を理解していなかったことが原因で起きているトラブルもあります。

よく、契約書は専門用語ばかりで分かりづらい、素人には理解できないと匙を投げてしまう方もいらっしゃるのですが、それでは依頼主の本来あるべき姿とは言えません。

依頼を受ける側の探偵にも、説明義務や分かりやすい見積もりの提示をする必要がもちろんあるのですが、それを受け取る側も、決して完全な受け身体勢で良いというわけではないのです。分からない箇所や項目があれば質問したり、自身で調べてみることも大切です。そういった過程を経ていれば、料金面での認識の違いや、こんな追加料金聞いてない！などという事態も避けることができるでしょう。

依頼の目標設定があいまい

これは主に探偵側に非のあるトラブル事例になるのですが、探偵と契約を交わす際、よく注意して頂きたいのが“成功報酬型プランの成功条件”です。

成功報酬型とは、事前に着手金のみを支払い、その依頼が達成された（成功した）場合にのみ成功報酬を支払うというプランなのですが、この“成功”に関する条件や定義が曖昧なケースも多く存在しています。

この成功条件がブレていたり、“成功”という言葉がとても広く定義されてしまっていると、依頼主としては成功とは言えない調査結果でも、その報酬を支払わなければならない事態が発生してしまいます。やはり契約内容というのは、よく分からない、難しいといった理由でスルーすべきではありませんね。目標の設定をきっちり決めて、しっかり理解してから印鑑を捺さねばなりません。


これらのポイントに留意しながら、トラブルにならないよう、ご自身の依頼内容に合う探偵を見つけていきましょう。